東門院
~東門院を知る~
天台宗 東門院 。正しくは、「比叡山東門院守山寺」。788年(延暦7年)、伝教大師最澄が東の麓に門を構えたのが始まりとされている。江戸中期の近江の地誌『近江輿地志略』に、「桓武天皇、叡山御建立の節、当寺へも行幸ありて、我山守護し奉るなればとて、地を守山と言ひ、寺を守山寺と号す」とあり、桓武天皇が「守山」の地名、寺号を授けたと記されている。比叡山の東門として、「比叡のお山を守る寺」で「比叡山東門院守山寺」。守山の地名の由来となった。また坂上田村麻呂が山門の仁王像に戦勝を祈願して勝利をおさめた後、七堂迦藍を建立寄進したとも伝えられている。
御詠歌
よろず世を守山寺の月さえて
長き闇路を照らしこそすれ
ご利益
・厄除け ・開運・商売繁盛・縁結び ・夫婦円満 ・寝たきり封じ
不動明王
興教大師 (覚鑁上人作)
お知らせ
東門院について
礼所・霊場
近江西国三十三所霊場 第二番札所
湖国十一面観音菩薩霊場 第五番札所
びわ湖百八霊場 第二十三番札所
文化財
[国指定重要文化財]
◎木造不動明王坐像(平安時代)
◎木造制托迦童子立像(平安時代)
◎木造衿羯羅童子立像(平安時代)
[国指定重要美術品]
◎石造五重塔(鎌倉時代)
◎石造宝塔(鎌倉時代)
◎石造宝篋印塔(鎌倉時代)
[市指定文化財]
◎東門院山門葺平瓦(室町時代)、
木製高札(江戸時代)
[市指定天然記念物]
◎オハツキイチョウ(伝・室町時代)
アクセス
●お車でお越しの場合
名神高速道路「栗東IC」より15分
●電車でお越しの場合
JR琵琶湖線 「守山駅」から徒歩10分
●バスでお越しの場合
守山銀座西 下車すぐ
拝観料500円
団体様、拝観料について
お問い合わせはお電話にて承ります。
お問い合わせ
℡ 077-582-2193
滋賀県守山市守山二丁目2-46